カテゴリー「情報化社会」の4件の記事

2014年9月11日 (木)

論文(研究ノート)が掲載されました

久しぶりの更新です。前期は忙しくて、なかなかブログの更新に手が回りませんでした。

この間に短い論文(研究ノート)を執筆し、紀要に掲載されたのでご紹介しておきます。

「地域の情報的価値と地域の持続可能性」

http://id.nii.ac.jp/1025/00001101/

このブログでもご紹介してきた、地域活性化(特に域際収支)と、地域の持続性と、情報化社会の関係を整理してみたつもりです。

ご意見や感想などがあれば、ぜひコメントいただきたいです。

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2014年1月25日 (土)

【用語解説】情報化社会とは

[情報化社会] ブログ村キーワード

『情報化社会』という言葉を初めて著書名に使用したといわれている林雄二郎氏は、著書『情報化社会―ハードな社会からソフトな社会へ』の中で、情報を「可能性の選択指定作用をともなうことがらの知らせ」と定義している(p.56)。

その上で、「社会の情報化とは、この社会に存在するすべての物財、サービス、システムについて、それらが持っている機能の中で、実用的機能に比して情報的機能の比重が次第に高まっていく傾向をいう」と定義している(p.62)。

私も基本的にこの定義を支持している。ただ、この定義はやや抽象的で分かりづらいところもあるので、もう少し噛み砕いて考えてみよう。

※林雄二郎『情報化社会―ハードな社会からソフトな社会へ』講談社現代新書、1969年。なお、現在は2007年復刻版(オンブック)が刊行されている。

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2014年1月20日 (月)

情報の外部効果と地域活性化

前回は、地域内の人が地域外の情報に頼ることが、地域外からの購入を促進し、域際収支を悪化させる構造が分かってきた。
ならば、地域外から購入してもらうためには、地域外の人に情報を受け取ってもらうことが必要ということになる。

しかし、情報やメディアの特性を理解せずに、ただ情報発信の量を増やしていると、効果が高まらないどころか、地域の持続性を低下させる原因になる場合もある。

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2014年1月12日 (日)

情報化が地域に与える影響

最近の地域経済の悪化には、情報化社会の進展が大きな要因になっていると考えられる。

こう言うと、「地方は通信事情が悪いから」「情報通信技術の進歩が早くて、地方は遅れているから」などと、情報通信技術への対応の遅れにその原因を求める声が多い。そして、地域の情報通信インフラの建設を急ぐような政策がたびたび施行されている。
しかし、情報通信技術(の進歩)は、情報化社会の中では表面的な出来事にすぎない。情報化社会はもっと大きな流れであり、地域経済の悪化の原因ももっと根深いところにある

この観点をきちんと考慮しておかなければ、地域で情報通信技術の導入を急いでも、地域経済の改善はおろか、むしろ悪化させる危険もあるといえる。

そこで、今回は情報と情報化社会、それによる地域経済の影響について考えてみよう。

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