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2015年8月29日 (土)

群馬県内のNPO法人

昨日、機会があって群馬県内のNPO法人について調べてみたら、ちょっとおもしろい結果が出た。

NPO法人数は、地域の市民活動の活発さをおおよそ反映していると考えられる。そこで、人口一万人当たりのNPO法人の登録数を、市・郡別に算出してみたところ、以下のような順位になった。

順位 地域名 人口 NPO法人数 人口一万人あたり
1 利根郡 36,961 29 7.85
2 前橋市 340,041 206 6.06
3 多野郡 3,521 2 5.68
4 高崎市 375,022 197 5.25
5 渋川市 81,896 40 4.88
6 吾妻郡 59,851 27 4.51
7 富岡市 51,056 22 4.31
8 桐生市 119,100 47 3.95
9 太田市 221,733 82 3.70
10 安中市 61,275 19 3.10
11 沼田市 51,143 15 2.93
12 北群馬郡 35,084 10 2.85
13 伊勢崎市 211,190 60 2.84
14 藤岡市 68,122 19 2.79
15 館林市 78,187 21 2.69
16 みどり市 51,999 13 2.50
17 佐波郡 37,030 8 2.16
18 甘楽郡 24,439 5 2.05
19 邑楽郡 106,819 20 1.87

(2015年7月末現在、出所: http://www.npo.pref.gunma.jp/houjin/shichouson2707.pdf および http://toukei.pref.gunma.jp/brr/brr20140701.htm 2015年8月29日参照)

前橋市や高崎市のような、人口30万人以上の都市でNPO法人が多いのは当然だろう。一方、利根郡(特にみなかみ町)、渋川市、吾妻郡など県北西部も上位に入っているのが興味深い。なお、多野郡は人口が極端に少ないために高い比率になったもので、例外値といえる。

一方、NPO法人が少ない地域は県南部が目立つ。市ではみどり市、館林市、藤岡市のほか、伊勢崎市も意外と少ない。郡部では邑楽郡、甘楽郡、佐波郡が少なく、いずれも県南部だ。

なお、これはNPO法人の総数なので、詳しい状況を知るにはNPO法人の分野を精査する必要がある。
ちなみに主な活動分野を分野別で見てみると、群馬県内で最も多いのは「保健、医療または福祉の増進」の分野で、全体の実に40.4%を占める。この多くが老人ホーム、シェアハウス、障碍者向け施設・作業所などのようだ。
次いで多いのがまちづくりの推進(12,9%)、学術・文化・芸術・スポーツの振興(10.2%)、子どもの健全育成(9.3%)、環境の保全(8.7%)などだった。

地域活性化を目的に活動しているNPOは、まちづくりの推進(12.9%、再掲)、経済活動の活性化(1.1%)、観光の振興(0.5%)など、意外と多くないようだ。
(出所: http://www.npo.pref.gunma.jp/houjin/bunyabetsu2707.pdf )

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