栃木県立日光自然博物館
有名な奥日光の「華厳滝」に近い博物館である。
- 展示テーマ: 自然
- 所在地: 栃木県日光市
- 最寄り駅: 東武日光線「東武日光」又はJR日光線「日光」よりバス
- 見学時間: 30分程度
- 見学料金: 500円
- ホームページ: http://www.nikko-nsm.co.jp/
華厳滝のそばの博物館
栃木県立日光自然博物館は車で訪ねた。博物館の駐車場が華厳の滝の駐車場も兼ねているためか、駐車場はほぼ満車となっていた。ただ、博物館に寄る人はあまり多くなかった。
博物館には所々に「(株)日光自然博物館」と書かれた表示を見かける。栃木県立のはずなのに……?と思ったが、どうやら博物館自体は栃木県が持っているものの、指定管理者として(株)日光自然博物館という第三セクターが、駐車場とも管理しているようだ。駐車場のスタッフも博物館のスタッフも、笑顔で応対してくれた。
常設展は今一つだが将来に期待
博物館の中に入る。博物館のロビーには大きくミュージアムショップと休憩所が並んでいる。博物館というよりは、道の駅かどこかに来たような印象だ。
続いて券売機で入場券を買って中に入る。順序からいえば、すぐに映像ホール(「四季彩ホール」というらしい)に入るはずだが、上映のタイミングが合わなかったので先に展示を見る。1階に企画展として日光の西澤金山の話、2階に常設展が配置されていた。
まずは企画展。展示点数は少ないが、スタッフの方が一生懸命書いたと思われる金の生成方法のパネルが興味深かった。それと展示物である昔の生成道具を並べて見るようになっていた。
一方、常設展の方は模型やパネル展示が多く、あまり冴えなかった。模型は概して小さく迫力を欠くし、パネル展示もごくありふれた展示方法であり、地形についての説明も、ボタンを押すと縮尺模型の中のランプが光るあれだけ。滝のボディソニックとやらがあるが、滝の音がいかにも作り物らしいし、映像の長さの割には単調なので長く見ていると飽きてくる。結局常設展はゆっくり回ってみても20分程度。
映像ホールが開いたので、今度はそちらに入ってみた。こちらは3面の大スクリーンを持つ映画館で、小さなステージがあるところを見ると、簡単な音楽会などもできるようになっているのだろう。日光の四季を説明する映画が流されているが、これもよくあるタイプで、フィルムも痛んできている。
これで500円の入場料は、正直言って高いと感じた。
悪いところから先に書いてしまったが、良いところもある。先の企画展や、2階の展示会のロビーなどには、スタッフの方が書いたと思われる手書きのパネルやジグソーパズルなどが掲示されており、そちらの方は独自の工夫も見られ、面白いのである。金をかけて作られた展示物や映像よりも、こうした手作りのパネルなどの方が面白いというのは皮肉なものもあるが、素直にスタッフの方の頑張りが現れていると評価したい。
そして、行く行くはこうしたスタッフの方たちが展示物を改良し、面白い博物館にしていってくれのだろうと期待しながら、博物館を後にした。
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