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2007年5月10日 (木)

神奈川県立生命の星・地球博物館

神奈川県立生命の星・地球博物館は、地学、生物についての展示や研究を中心とした博物館である。模型展示が多く、しかも直接手を触れることができる、臨場感のある展示が特徴的だ。

  • 展示テーマ: 自然科学(地学、生物)
  • 所在地: 神奈川県小田原市
  • 最寄り駅: 箱根登山鉄道 入生田駅下車 徒歩5分
  • 見学時間: 120分程度(常設展のみの場合)
  • 見学料金: 510円(「ジャンボブック展示室」は無料)
  • ホームページ: http://nh.kanagawa-museum.jp/

神奈川県立生命の星・地球博物館は、神奈川県立歴史博物館の自然科学部門が独立して開館した博物館だ。

地学や生物をテーマにした博物館は他にも少なくないが、この博物館が特徴的なのは、パネルやビデオ、ミニチュア模型による展示ではなく、実物の展示や実物大の模型等の展示が多いということである。更に、実際に触れることができる展示物も多い。

1Fはグローバルなテーマによる展示になっており、天文学、地質学から始まり、生物の進化の歴史に進む。生物のところに行くと、この博物館のシンボルともなっている巨大な恐竜の骨の化石が目を引く。展示の演出も過剰演出になっていない点が好感を持てる。

1Fを見学し終えると3Fに上がる。こちらはまずローカルなテーマとして、神奈川県やその周辺の地質や生物についての展示になる。しかし、こちらの展示はやや問題がある。1Fよりも展示フロアが狭いこともあるのだろうが、違う性質のものを一緒くたに展示していたり(たとえば、恐竜の化石が並んでいるすぐ下で、丹沢や伊豆半島の成因に関する展示をしているなど)、神奈川県内で採取された化石と他地域で採取された化石を一緒くたに展示していたりという具合である。
有料展示室の最後には、自然との共生をテーマとした展示がある。ここには幾つも柱が立っており、そこに現在の自然の状況や課題についての説明が文字でつづられている。テーマの性格上、この展示だけは演出が主体である。しかし、書かれている説明文の中には古い記述が幾つも見られたのが残念だった。

最後にジャンボブック展示室というものがあり、展示棚を大きな図鑑に見立てて、動植物、岩石などのさまざまなサンプルを展示している展示室がある。ここだけは無料で入場できる。他にもミュージアムシアターが設置されているが、時間の関係でそちらには入らなかった。

幾らか厳しいことも書いたが、全体的に見ると展示物の量が豊富で臨場感もあり、本筋とは関係のない演出も抑えられていて、見ごたえのある博物館だと思う。入場料は少し高いが、通常の博物館の2倍程度の規模があるので、そう考えると一般的な料金だろう。

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