神奈川県立金沢文庫
神奈川県立金沢文庫は、中世からある「図書館」だが、小さいながらも展示室が併設された「博物館」でもある。称名寺という寺に隣接しているため、仏教関係の展示が多く、高校生以上でないと展示内容を理解するのは難しいかもしれない。
- 展示テーマ: 中世の歴史・宗教
- 所在地: 神奈川県横浜市金沢区金沢町
- 最寄り駅: 京浜急行本線 金沢文庫駅下車 徒歩12分
または、金沢シーサイドライン 海の公園南口駅下車 徒歩10分 - 見学時間: 30分~60分
- 見学料金: 250円
京浜急行本線の金沢文庫駅といえば、横浜市金沢区の中心駅として有名だが、その駅名にもなっている「金沢文庫」とは何かといえば、地元の人でも知らない人がいるかもしれない。
「金沢文庫」の実態は「図書館」である。しかも、称名寺に残る書物や県内の歴史についての書籍を保管するという、非常にテーマの絞られた図書館なのである。しかも、館内には小さいながらも博物館が併設されている。
金沢文庫に入る道は幾つかあるようだが、どうせならば称名寺の入口から入ってみよう。称名寺の門から参道を歩くと、左右には商店が並んでいる。その奥には門を通って称名寺の池があるが、これが実に美しい庭園となっている。ここから左に入ると、トンネルをくぐってすぐに金沢文庫がある。入館までの雰囲気は満点だ。
博物館は、常設展は規模が小さく、金沢北条氏についての展示がパネルで行われているほかは、称名寺の仏像のレプリカの展示などである。ただ、仏像のレプリカはその背後の仏画も丁寧に復元されている。
2階に上がると、企画展の展示が行われていた。規模は常設展と同じか、やや大きい程度である。この日は鎌倉仏教の学徒たちの写経や日記などが展示されていた。かなり詳細に展示されている。もっとも「金沢文庫」らしく、当時の書物に若干の解説を入れた状態で展示しており、当時の世界に馴染みのない人には、やや取っつきづらい内容であることは否めない。
通してみると、展示の専門度が高いため、展示内容(鎌倉時代や仏教)にあまり馴染みがない人には、すぐに理解するのは難しいのかもしれない。しかし、時間によっては解説するサービスもあるそうなので、これを利用するのも一手だろう。
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